7年前にStanford Summer Schoolに留学した際に仲良くなったオランダ人(英語は母国語でないが、彼の英語はネイティブと同様に聞こえた)に、どうしたら英語が上手くしゃべれるようになるか質問したところ、「英語のコメディを見た方が良い」とのことでした。
スタンフォードのサマースクールの英語の授業の中にも、アメリカのテレビドラマ(Sitcom)などのコメディを利用して英語や文化を学習するコースがあります(American Humourというコースです)。その内容は、以下に挙げたマテリアルを全員で聞いて、その内容を解説するというものです。
Stanfordで推奨されているマテリアル
1990年代以降の作品
「アリー・マイラブAlly Mcbeal」
「デスパレートな妻たちDesperate Housewives 123」
「アグリー・ベティUgly Betty」
「フレンズFriends」
「フルハウスFull House」
「ザ・シンプソンズThe Simpsons(アニメ)」
「サウスパークSouth Park(アニメ)」
「Futurama(アニメ)」
「ファミリー・ガイFamily Guy(アニメ)」
「キング・オブ・ザ・ヒルKing of the Hill(アニメ)」
1980年代の作品
「The Cosby Show」
「Seinfeld」
「Everybody Loves Raymond」
1970年代の作品
「Happy Days」
「Laverne and Shirley」
「Mork and Mindy」
「Man About the House」
「Three's Company」
「M*A*S*H」
「The Mary Tyler Moore Show」
「All in the Family」
「Maude」
「The Jeffersons」
「Good Times」
1960年代の作品
「The Bradt Bunch:」
「The Partridge Family」
「The Flintstones」
「The Jetsons」
「Get Smart」
「Batman」
「I Dream of Jeannie」
「Bewitched」
「The Munster」
「アダムス・ファミリーThe Addams Family」
1940年代
「I Love Lucy」
「The Honeymooners」
「Make Room For Daddy」
「The Dick Van Dyke Show」
上記方法を利用した方から頂いたコメント:
SITCOMとは Sitcomとは、日常生活をストーリーの設定とした連続ホームコメディを言います。 最近のドラマでは、職場を舞台にした「アリー・マイラブAlly Mcbeal」や家庭内を舞台にした「デスパレートな妻たちDesperate Housewives」がそれにあたります。SITCOMを利用する利点としては、日常会話なので、非常に会話のスピードが速くListeningを鍛えることができます。またニュアンスや、使用するシチュエーションも合わせて知ることもできます。コメディの場合、セリフをオーバーに言うこともあるため、発音の勉強にもなります。また、30分程度ということで、映画より短くまとまっているので勉強に取り入れやすいようです。ストーリー的にも、視覚的にも面白く、単純に楽しめるため、本での勉強に疲れたら、DVDでも観て楽みながら勉強するのもいいかもしれません。 利用するときのポイント DVDを利用すれば、字幕の有無を選べるので便利です。1回目は「字幕無し」でがんばって聞いて観てみる。2回目は英語の「字幕有り」で観てみる。気になった単語だけ調べてみる。気に入ったセリフを役者になりきって真似する。 こうすると、リスニング、単語、会話までさらりと勉強できます。
Sitcomはもともとラジオドラマから始り、1940年代の終わりに、テレビにも登場しました。初期のSitcomはライブをキネスコープで録画したものだったり、あるいはまったく録画せずライブのまま放送したものでした。テレビのSitcomの先駆者としてDesi Arnazがおり、彼は妻Lucille Ballとともに「I Love Lucy」を作成し大ヒットとなります。また、その先見の銘から、すべてのエピソードをフィルムに録画し再放送するというアイディアも生み出しビジネスとしても成功ます。
Sitcomは次第に二つのカテゴリーに分かれていきます。一つが家庭を、もう一つが職場を舞台にしたコメディへと分かれます。「デスパレートな妻たち」が前者、「アリー・マイラブ」が後者にあたります。
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