2012年5月31日木曜日

バブルは本当に崩壊するか

前回の記事で、フェースブックの株価が上場後に下がるはずで、これに伴って、すべてのソーシャルネットワーク系のインターネット企業(シリコンバレー)の株価が下がってバブルが崩壊するはずだと述べた。

今のところ、これはあたっているようだ。以下の記事によれば、フェースブックの上場後の株価の下落の仕方は、過去10年間のIPOの歴史で最高だとか。

http://venturebeat.com/2012/05/30/mary-meeker-internet-trends-2012/

もっとも、アメリカでは、インターネット以外は、あまり元気がない。以下のクライナーパーキンスの記事でもその旨述べられている。

KPCB Internet Trends 2012

ところで、クライナーパーキンスといえば、最近、私が昔つとめていた会社の担当パートナー(アジット)が登場するセクハラ問題が発生して訴えられた。 

訴状がこちらから読める↓

KP



日本ではあまり報道されないが、アメリカ、特にシリコンバレーでは、こういう話は良くある。

2012年5月1日火曜日

バブルの終わる日

シリコンバレーは、インターネットバブルだ。

この間、私をヘッドハントしようとしたソーシャルネットワーキング系のシリコンバレーの会社は、シリーズAで21億円を調達し、高額のサラリーと、アジアのヘッドのポジションをオファーしてくれた。



こうしたオファーには慎重であるべきで、私は断った。

一つの理由として、インターネットバブルが、もうすぐ崩壊するということが挙げられる。

フェースブックが、もうすぐ上場する。
5月半ばに8兆円の時価総額とか。

いずれにしても、上場の株価は、グーグルに近くなる見込みだ。

ところが、グーグルの売上げは、フェースブックと比べ物にならないほど高く、グーグルとフェースブックの株価に矛盾がおき、株価の修正が起きるはずだというのがとある専門家の見方だ。

そうすると、グーグルの株価があがるか、フェースブックを含むすべてのソーシャルネットワーキング系の株価が下がるか、二者のうちの一つなのだが、後者になるというのが、とある専門家の見方らしい。

「とある専門家」とは誰?

グーグルの元社長のシュミット氏がこのように発言したという噂が、スタンフォード大学で流れている。