2011年1月31日月曜日

Top Commentators

Top Commentatorsが、ページの左下に自動的に表示されるようにしました。

ブログやホームページの所有者が、たくさんコメントをして、Top Commentatorになると、(きちんとSEO対策をしている場合には)自分のページに自動的にリンクがいくつもいくつも貼られ、グーグルページランクがあがると思います。

SEO対策としては、私のブログに限らず、色々な人のブログにコメントして、Top Commentatorになり、自動リンクを貼ってもらうのは、有効な方法としてシリコンバレーでは有名です。(なお、Top Commentatorの表示を有効に設定していない人のブログにコメントをしても、この効果はありません。念のため。)

2011年1月30日日曜日

Stanford MBAで学ぶこと

ユニークなエッセイ「何があなたにとって一番大切ですか」を出題するスタンフォードGSB。その精神は、授業やカルチャーにもあらわれています。

以下URLのスピーチは、スタンフォードMBAで最も人気のあるグロースベック教授の授業の最終回で、読まれました。是非、御一読下さい:

幸せな人生へのガイド

2011年1月29日土曜日

Delegationの重要性

Delegationは重要です。MBAのインタビューでも度々出題されます。以下に具体的な方法が書いてあります。

Delegationの方法

オバマの失敗:コミュニケーション

GSBで最も人気のある教授の一人であるPfeffer教授がハーバードビジネスレビューのブログに記載した記事が以下から見れます:

記事

内容は、オバマがおかしたコミュニケーションの失敗を分析して、そこから私達が何を学べるかというものです。

インタビュー対策に。

2011年1月28日金曜日

GSBのパネル

スタンフォードGSBの学生による「シリコンバレーのすべて」と大それたタイトルのパネルが開催されました。スライドがここから見れます。
パネル

また、GSBで開催されたゴールドマンサックスのソーシャルメディアに関するプレゼンが、ここからみれます↓
http://goo.gl/tftC1

2011年1月26日水曜日

一歩ひいて見る

日本でスタートアップというと、まだまだ余り印象がよくないかもしれないが、スタンフォードビジネススクールでは、「会社を起業した」というと、「無職」か「スーパースター」か、「どちらなのかな?」という目で見られる。

さて、本当に会社を起業すると、寝る間がない程、忙しい。10分刻みで会議や電話会議が入るからだ。夜になってようやく落ち着いて時間がとれる。

そんなとき、どうしても目の前の仕事に追われがち。最近、一歩ひいて、本当に会社に必要な戦略を考えることの重要性にあらためて気がついた。

ノースフェースのFounder兼CEO(卒業生)によると、7割以上の上場米国企業のCEOは、
「いつまでに何を達成するか。」
を書き出して、
「達成できたか」
を後からMeasurementするそうだ。

未上場企業では、7割が3%にまで下がるそうだ。

2011年1月25日火曜日

ヨーヨーマ

オーケストラとコンサートマスターは余り好みではないのですが、チェロは最高でした↓

2011年1月22日土曜日

トフルスピーチ合格法

トフルのスピーキングで、なかなか点が出ないという方は、下記のスピーチを見ながら、真似をすると効果的です。

http://elections.nytimes.com/2008/results/president/speeches/obama-victory-speech.html

2011年1月18日火曜日

Audrey MacLeanがアドバイザーに

この間のブログで御紹介した
Audrey MacLean
が正式にアドバイザーになることになった。

早速、電話会議に入ってもらった。
相手は、アメリカ最大の有機農家のCEOで、スタンフォード大学のボードにも座っているアメリカ農業業界のドンだ。

しかし、Audreyの電話会議の進め方には、圧倒された。

「自分は、12の会社を起業して、すべてがIPO又はM&Aとなった。今は、スタンフォードの教授で、クライナーパーキンスの投資家だ。」と自己紹介して、Credibilityを獲得した後、5分間の間に3つも大きなディールを引き出した。

これが、プロ中のプロのAudreyと自分との違いか。

バックグラウンドの違いから来る交渉力も大きいが、押しの強さ、物怖じせずに相手からガンガンディールを引き出すコミュニケーション能力(特に、Concise)などには、本当に恐れ入った。

ドイツは、こんな国です

ドイツにいたとき感じたのが、意外と皆英語を喋らないことです↓

2011年1月15日土曜日

冬学期最初の週

今学期最初の週が終わった。

思ったより授業に時間をとられてしまい、反省。なぜだか分析してみた。
1.読むスピード。ドイツから帰ってきて以来、仕事をノロくする癖がついてしまった(ドイツではクオリティの方がスピードより重視される)。
2.授業中の集中力。2年生までは、授業のときに集中して、授業の外では余り勉強しないように心がけていたのだが、会社設立以来、授業中の集中力が落ちてしまった。

ということで、
・時間を決めて、さっさと読んで、それ以上には読まないこと
・授業中集中して、授業の外では、余り授業のことを考えないこと
を心がけるようにしたいと思った。

時間が足りなくなった、そのほかの要因としては、ある日のこと、実は、結構プレッシャーを感じていることに気がついた。起業は、なんだかんだでプレッシャーを感じる。知らず知らずのうちに、ペースが乱されていた。感情のコントロールは大切だ、と肝にめいじた。

今日は、これから、創業者同士で電話会議。お互いに、Set High Expectationすることを目標にしたい。次のことを目的にしたいと思う。
1. Set very clear direction (例:予算を組んでもらうにしても、どこに着目すべきかを話す)
2. Set deadline
3. Mutual respect
4. Tough questions
5. Conflict

2011年1月11日火曜日

授業のゲストスピーカーとして登場

今日は、スタンフォードの「クリーンテックアントレプレナー」なる授業で、ゲストスピーカーとして登場。これは、スタンフォードの外部のシリコンバレーの人達も聴講可能な授業。一応、授業の卒業生で最も成功した起業家の一人というイントロダクションをされ、壇上にあがった。まだ何もしてませんがな。聴講生には、シニアな顔ぶれが並ぶ。怒った顔の人、困った顔の人、笑っている人、色々だ。

聴講した人達は、「素晴らしいスピーチだった」とか「私もGSBを昔卒業して、会社を売ったのよ。あなたは現役の学生なの?」などとちょっと話しに来てくれたが、スピーチは、私の理想とは全く程遠い出来だった。スピーチをしている最中、ずっとヘラヘラ笑って、手足をブラブラさせてしまったのだ。


(手足をブラブラしてヘラヘラした)

なぜ、ヘラヘラしたかというと「パッションを見せたい」という願望が変な方向に出てしまった。また、手足をブラブラさせたのは、「ボディーラングエージをちょっと出しい」という願望が変な方向に出てしまった。しかし、パッションを見せるのであれば、ヘラヘラするのではなく、微笑みをうかべて、大きな声で話すべき。また、ボディーラングエジは、手足をブラブラすると逆効果。それなら、何もしないほうが効果的だ。


(これはヘラヘラでなくバタバタ)

スピーチの内容も、Conciseとは程遠かったし、何より、一言でいうとストーリー性がなかった。

「そういえば、グロースベック教授の授業に、ゲストスピーカーとして登場したアルペンキャピタルのファウンダーは、『僕には余り時間がない。だけど、このスピーチのために1年間かけて、100時間以上時間をかけて、練りに練った内容を、準備した。教授にはお世話になったから』と話していたな。」

などという考えが頭によぎった。やはり準備が重要だ。

2011年1月7日金曜日

緊張

今日は、オラクル元CEOで、ヒューレットパッカードやフィスカーなど20社の現役の取締役・代表取締役をつとめる某氏とのミーティング。

ミーティングの前には、しばらく寝れない・不安でしょうがない日々が続いた。

ミーティングは幸いうまくいった。

やはり練習するもんだ、と思った。この日に備えて、アメリカに帰ってきた後、空き時間のすべてをミーティングの準備にあててきた。オバマやジョブズの有名なスピーチをみて、真似する練習も何度もしたが、効果的だった(インタビューの準備にも効果的だと思います)。

また、やはり、こういうミーティングは、少人数で持つべきだと思った。5人でミーティングに入ったときには、どうもうまくいかない気がするのだ。

2011年1月3日月曜日

水ビジネスの続き

さて、私の水ビジネスは、おかげさまで、快進撃を続けている。ここにはかけないこともあるが、最近で書けることとしては、

・シリコンバレーで最も権威ある雑誌のうちの1つで注目すべき10社の1社として紹介される:
http://techcrunch.com/2010/12/16/10-water-cos-to-watch-ih20/

・私のいる業界で第三位の会社(下記URL)の水部門のヘッドが、短期のメンターとなる:
http://en.wikipedia.org/wiki/Syngenta

・世界で最も影響力のある50人の女性のうちの1人(下記)にビジネスウィークで選ばれたAudrey MacLeanから、アドバイザーになりたいとコンタクトがある:
http://soe.stanford.edu/research/layoutMSnE.php?sunetid=macLean

シリコンバレーの良いところは、噂が噂をよんで、雪だるま式にビジネスが発達するところだと思う。

2011年1月2日日曜日

ここが変だよインド人

飛行機からインドの空港に降りると、いきなり、現地のガイドが待っていた。
「ようこそインドへ」

まだ飛行機から降りたばかり。当然、入国審査も終わっていない。とっさに変だと思った。
「何でチケットをもってないガイドが、ここまで来れるんだ?」

しかし、びっくりインド経験はまだまだ序の口。ということで、今年最初のブログエントリーは、「ここが変だよインド人」ということにしたいと思います。

1.単なる割込みではない

このガイド、入国審査のところまで案内すると、

「VIPの皆様には、こちらを、おとおり頂いております」

とわけのわからないことをいい、入国審査官を無視して、横にある柵を取り外して、とおらせてくれた。

そして、仕事をしている入国審査の審査官に、『後ろから』近づき、
「おい、さっさとスタンプを押せ」
と交渉をはじめた。

これには、入国審査官も、入国審査官の『前』で待っているほかの乗客も口をあけて驚いていた。

入国審査で、単なる割込みどころか、前からではなく、後ろから並んだのは初めての経験だった。

2.完璧な安全と身分制(?)

さて、インドの空港に到着したのは、真夜中。

このガイドが、ホテルまで運転してくれるのかと思っていたところ、自分は運転しないのだという。じゃあ彼は何しに来たのだろうか。空港での入国審査官に対する態度といい、結構偉そうな感じだ。

じゃあどうするのかというと、別の運転手がいるのだという。

「タクシーに真夜中に乗ると、途中で道に迷った運転手に降ろされるなど、危ない目に会うことがありますので、専用の車を御用意しております。こちらに来てください」

と案内される。

そして案内された先が、見たことのないほどボロい車だった。

しかも、窓に、「パトカー」と英語で書いてある!

そんなはったりで安全性を担保したつもりか、「面白すぎる」と笑いをこらえながら車に乗車するが、このパトカー、同じ場所をグルグルまわっている。

5分後、このパトカーの運転手が、「すみません、道に迷いました」と自白する。

彼が、道を聞きに降車。現地のインド人を連れてくる。

この人に道を聞くのかな、なんて考えていると。。。
ナント、この現地のインド人を助手席に乗せて走り始めた!

あきれかえってみていると、10分ぐらい案内させた後、
「おい、お前もう帰っていいぞ」
と案内してくれた助手席のインド人に、カネも渡さずに、ドアを開けて、「あっちへ行け」という感じで、手でジェスチャーをして、外に放り出した。

かわいそう過ぎる。。。現地のインド人は、もといた場所に戻ろうと、必死に走り、暗闇の中に消えていった。

身分制(?)にもほどがある。。。

3.外の風(風邪?)が好き

さて、インドに来たのは、スタンフォードの先輩(私の1個うえで「スタンフォード心の旅路」のブログで有名になった人)の結婚式に出席するため。

しかし、これがまた凄い結婚式なのだ。

何と、冬の寒空の中、外で、3日間行う。下のような感じだ。



現地のインド人でさえ、「インドの結婚式は、どれも疲れて大変なんだ。仕事も休むよ」と話していたが、外国から来た人達は結構風邪をひいていた。

そういえば、私の会社のインド人も、窓を開けないで運転すると、高速でも、「YI、窓をあけてくれ」とうるさい。私は高速で窓をあけると汚い空気が入ってくるので嫌だ。インド人は、外の風が好きなのだろうか。

4.見栄っ張り

私の会社のインド人は、小さいところで必ず見栄をはる。例えば、投資家から「おまえ、●会社(注:私の会社)で働いているってホント」と聞かれたときには、会社に戻ってきて「投資家●は、俺達の会社を追いかけている(chasing)ゾ」と言うし、投資家とミーティングが終わった後には、「あいつは、俺達の会社にカネを入れたいから●●と言っているんだよ」と上から目線。別に嫌な感じはしないが、ちょっとした見栄をはるのが、彼なのだ。

そんなDNAのルーツをインドでみつけた↓



一般車にフェラーリのマークが貼ってある。インド人は、やはり見栄っぱりだ。

5.宗教とエンタテインメントの融合

デリーからインドのタージマハルに行く途中に、宗教的に非常に重要とされている建築物がある。この近くはいつも渋滞するほどヒトが礼拝にくる。

しかし、夜になると、以下のように、ライトアップされ、人によっては、テーマパークなど別の目的の施設と勘違いしそうだ。これでよいのだろうか?



6.火をふける

はい、ごらんのとおり、インド人の中には、火を噴ける人がいます。




そういうわけで、
今年もよろしくお願い致します。