2019年5月18日土曜日

留学するには素晴らしいタイミング

2ヶ月ほど前にスタンフォードビジネススクールのディーンだったガース・サロナー教授とランチをする機会がありました。ディーンは、セコイアキャピタルのアドバイザーで、政界と財界のトップと繋がっています。スタンフォードビジネススクールの良いところの一つが、教授やクラスメートとの繋がりを保てること。入学した時には思いもよりませんでしたが、クラスメートにも、起業した会社やアーリーで入った会社が、時価総額1000億円を超えた人がたくさんいます。最近面白かったのは、髭剃りの会社を起業して1500億円で売却したクラスメートです。

ディーンとのランチの目的は、新しく起業した人工知能のスタートアップについてアドバイスをもらうのが目的でした。

「This is great. I can clearly see the need!」

と言ってもらえ、その後、教授の得意の「テクノロジー会社が市場を全てとる(Winner's Take All)ために取るべき戦略」について、教えてもらいました。

その時、世界経済について議論になったため、今後、スタンフォード大学ビジネススクールが受け入れる層について質問しました。

私が留学をした2008年は、日本人でスタンフォードビジネススクールに留学したのは3人。1980年代には、石を投げれば日本人に当たるという状況だったと聞きますので、米国中心の国際社会における日本のポジションの低下を意味していると思います。2008年には、逆にインド人や中国人は20人、30人と留学していました。

2020年からは、どうなのか。

私にも中国人の友人がたくさんいますので、悲しいことですが、ディーンは、中国人の留学生の数はどんどん減ると話していました。

冷戦の時には、米国にとって日本が大事で、ソ連の崩壊とともに、極東の安定性に寄与していた日本の重要性は下がりました。

これからは中国との冷戦となり、米国にとっては、日本とインド(インドは実はロシアの友達でもある)との連携が大切になる。

中国人の友達と会う度に、複雑な気持ちになりますが、日本人留学生にとっては、アジア人に割り当てられているスポットがおそらくあるのでしょうから、留学には大きなチャンスです。

冷戦の時と違って、世界は三極化し、米国経済を崩壊させないように戦いが進むわけだと思いますが、今後新しい10年間が始まり、それが世界にとって良いことかは分かりませんが、日本にとっては、最後の大きなチャンス。

その転機を迎えるように、年号が変わり、オリンピックが来年にあります。日本の未来は転機を迎えそうです。