2012年10月26日金曜日

働くことの意義

以前のブログで、ジョン・ガードナーの自己革新という本を紹介した。

その中で、何度も繰り返し述べられていることがある。「お金で人は幸せにならない。生きていることに意義(meaning)を見出すことで、幸せになるのである。人生が、目的をもって進んでいくようにしたいものである。」

というものである。スタンフォードビジネススクールで、何度も習うテーマである。

東のとある学校では、「西海岸の某ビジネススクールの卒業生は頭が悪い。スタートアップで働く代わりに、投資銀行やコンサルに就職して、大企業やプライベートエクイティに就職すれば、将来のキャッシュフローがよくなる。簡単なファイナンスの計算じゃないか」と言われるという噂が西海岸である(真偽は不明)。

私が、今の仕事をしているのも、福島と日本を綺麗にすることに意義を感じるからである。

こちらの記事を読んで欲しい。"More than 40 percent of fish in the region contained levels greater than the new safe-consumption limit of 100 units per kg. Two greenling fish collected this August contained a surprisingly high level of 25,000 units."(要約:40%の地域の魚では、1キロ当たり100ベクレルの安全基準を超えていた。二つの魚では、今年の8月に1キロ当たり25000ベクレルだった。)。ここにも同じような記事がある(ニューヨークタイムズ)。

魚との因果関係が疑われるのが、こちらの環境省の資料のデータ。このうち一番衝撃的なのが下記のグラフ(食品の安全基準は、1キロあたり100ベクレル)。



例えば、河川の底を綺麗にする技術は存在する。社会・国としての決断力・実行能力が必要で、そのために頑張りたいと思うのである。

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