2009年1月29日木曜日

Guatemala Service Learning Trip

グアテマラへService Learning Tripへ行って参りました。
Service Learning Tripの内容に関してはこちらをご覧ください。

2009年1月24日土曜日

Stanford MBA: エキサイティングな日々は続く

スタンフォードMBAでは、エキサイティングな日々が続いています。

毎日のように、JPモルガンチェースのCEO、ムシャラフ大統領、グーグルのCEO(エリックシュミット氏)、クライナーパーキンスのパートナーといった大物が学校を訪問し、学生は、何でも質問できます。日本では、Opportunityを探して走り回っていましたが、こちらでは、Opportunityに日々exposureされ、選択を迫られている感じです。

JPモルガンチェースのCEOであるDimon氏は、おそらく数年間に渡る世界大恐慌が起こると思われているのかもしれないという印象を受けました(はっきりとは言及されませんでしたので、御本心は不明ですが)。
http://www.gsb.stanford.edu/news/headlines/Dimon09.html

ムシャラフ大統領は、核兵器問題といった挑発的な質問に対して、冷静に回答されているのが印象的でした。

クライナーパーキンスのパートナーは、「君たちが質問してくれたら、それをベースに今日の講演をしよう」という発言から始まり、学生の質問に対して、鋭い視点で応答してくれました。例えば、「オバマの政策がクリーンテクノロジーの発展に与える影響についてどう思うか」という質問に対し、(普通の講演者ですと投資の額、2050年までの達成目標といった視点で回答するところ)「オバマのチームとは何度も議論をしたが、非常に優秀な人達で感銘を受けている。彼らは、少なくとも自分たちが何をしているか知っている。実際の政策はSupplyとDemandに分けて考えると考えやすい。Supplyの面では、Capital Constraintに対する刺激が必要だが、一つの方策として、クリーンテクノロジーに関するプロジェクトファイナンスに対するLoan Guaranteeプログラムが見直されている。Demandについては、Tax Incentiveプログラムは、この状況ではIncentiveとして機能しないと考えれており、Subsidizeがされることになる」といった趣旨の回答をされていました(内容を要約しております)。 また、「クリーンテクノロジーはバブルではないか」という質問に対して、現在の状況がバブルかどうかを判断する一つの手法(注:VCの投資額の合計をグラフにして分析するという手法)について言及したうえで、「クリーンテクノロジーには数か月前には、VC以外も大きく投資をしており、彼らは、私の感覚からすると、ありえない投資の仕方をしていた。ランダムに投資していたといって良いほどだった。今回のクライシスで、そういった投資家の多くは蒸発してしまい、投資の額の全体をみても、今の状況はバブルではない」と回答されていました。

友人の数も圧倒的に増え、日々お互いに情報をシェアし合っており、刺激的な毎日です。新しいアイディアを思いついた場合、探すとその分野のエキスパートがクラスメートに見つかり、すぐにランチができます。先日もE-bayやFacebookに関連するアイディアを思いついたので、クラスメートと話していたところ、「僕はスペインでFacebookに似ているビジネスを起業したファウンダーなんだけれど、スペインでは、Facebookを(ユーザー数などで)リードしている。さっきの話だけれど、マーケットも大きいし、見逃されているポイントだと思う。もちろん難しい点はあるけれど、こういうときには、少なくともビジネスプランは書くべきだよ。僕も役に立てると思う。是非ランチしよう」という話になりました。今の自分のアイディアの良し悪しはともかくとして、こういった形で友人達と日々学び合えるのは大きな刺激になっています。Collaborativeなカルチャーの強みを実感してます。

スタンフォードMBA 合格発表

スタンフォードMBAの合格者が発表されました。日本人の合格者の方の中には、このブログをプリントアウトして参考にしてくださっていた方もおり、御役に立てたのであれば、嬉しい限りです。